【news】『板倉鼎・須美子書簡集』刊行記念レクチャーが行われました

昨8月23日、松戸市民会館で編集者 田中典子氏(松戸市教育委員会美術館準備室学芸員)、監修者 川崎キヌ子氏(和洋女子大学名誉教授、当社団理事)による書簡集刊行記念レクチャーが行われました。コロナ禍のおり聴衆席は30席に限定されましたが、他都県から遠来の方もいて満席となりました。

田中さんから書簡集完成に至る長い道のりや、書簡何通かをあげての具体的な解説があり、川崎さんは与謝野寛(鉄幹)が鼎・須美子の結婚を祝し仲人として執筆した『擬古一章』について述べられました。

初めて聴く話も多く板倉鼎・須美子ファンにとって有意義な会でした。また、レクチャーの〆で田中さんから、板倉夫妻の作品を常設展示する施設が早急に求められるとのコメント、当社団法人活動に対する謝辞があったことを記しておきます。

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