【訃報】板倉弘子さんご逝去

8月28日、板倉鼎の実妹 弘子さんが111歳の天寿を全うされました。1909(明治42)年生まれ(鼎の7歳下)。鼎が28歳で夭折した後、敬愛する兄への思いからその作品、書簡等を散逸させることなく保管されました。弘子さんの尽力なしに板倉鼎・須美子の顕彰は有り得ませんでした。今年6月刊行された『板倉鼎・須美子書簡集』は何にも代えがたい手向けとなりました。謹んでご冥福をお祈りします。

【news】書簡集刊行記念レクチャーが埼玉新聞で紹介されました

今朝の埼玉新聞に、さる8月23日、松戸市民会館で開催された「板倉鼎・須美子書簡集」刊行記念レクチャーの模様が掲載されました。

埼玉新聞タウン記者 堀口恵子氏は、板倉鼎の両親や、板倉夫妻がパリで親しく往き来した斎藤豊作が埼玉出身であることから昨年の「フジタとイタクラ」展以降板倉鼎・須美子を取材いただいています。書簡集刊行記念レクチャーにも来場されました。埼玉県から鼎の作品が発見されるキッカケになれば、と期待しています。

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